庁舎案内
敬神生活の綱領
神道は天地悠久の大道であって、崇高なる精神を培ひ、太平を開くの基である。
神慮を畏み祖訓をつぎ、いよいよ道の精華を発揮し、人類の福祉を増進するは、使命を達成する所以である。
ここにこの綱領をかかげて向ふところを明らかにし、実践につとめて以て大道を宣揚することを期する。
- 一、神の恵みと祖先の恩とに感謝し 明き清きまことを以て祭祀にいそしむこと
- 一、世のため人のために奉仕し 神のみこともちとして世をつくり 固め成すこと
- 一、大御心をいただきてむつび和らぎ 国の隆昌と世界の共存共栄とを 祈ること
「敬神生活の綱領」は、神社本庁設立十周年を記念し、斯道の宣揚に寄与すべく、宣言されたものです。
神道は、日本人の生活文化から生まれ育ち、変遷してきた信仰であり、特定の教祖(開祖)が創唱した宗教とは異なります。それ故に統一した教義(教理)をもとに布教するというような宗教活動様式はとりません。
古代日本人は、自然と共に生きる手法、在り方を模索し、採集・狩猟・移動の生活から栽培・飼育・定住へと、その生活形態を変えてきました。古代人は自然と共に「在る」という意識をもとに、自然の「妙」に神々を感じとり、花鳥風月、山川草木にその霊力を見とりました。優しく偉大な、時には恐ろしい自然の中に、人間が「在る」ことを忘れず、「祭り」を通して神からの恩恵の証を具象化してきました。
「古典」や「祭り」や「生活」の中にある神道的教義を抽出し、神社神道の指針としたいという意見が神職や学者・知識人から打ち出されました。全国八万の神社を包括する団体である神社本庁がこの声を受けとめて作成したのが、上記詳述のこの綱領です。以来、神社本庁、地方神社庁、一般の神社および氏子総代会等の、あらゆる会合の初めには、必ずこれを斉唱し、神社界の末端に至るまで広く普及しています。
- 全景
- 神殿
- 庁舎玄関の看板
- 和室
地鎮祭平成25年8月23日
上棟祭平成25年11月20日
棟札
- 表面
- 裏面
群馬県神社庁神名帳
鎮座祭平成26年6月23日夜
竣功奉告祭平成26年6月25日
- 立面図
- 平面図
- 平面図
- 神社新報 平成26年7月14日
- 上毛新聞 平成26年6月26日